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第3回 | |
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■ 妖精の泉「ダンジョンの条件」 僕は京都に居を移して8年目になる。 街並みは変わるというし、街並みを歩くことは人を詩人にするという。 突然ダンジョンに放り込んで申し訳なかったが、これはいろんな場所にある、建築を、街並みをダンジョンとして捉えなおし、かの文豪・夏目漱石が明治の世に行った建築物へのあくなき関心の向け方を、2000年代初頭に時を移して行ってみることなのだ。 幼少のみぎりより遊んだテレビゲームにはよく、ダンジョンが登場した。8個のダンジョンをクリアしないとお姫様は助けられないものだった。敵役にとってみれば、ダンジョンは防衛要塞でもある。思考の限りを尽くして外敵をやっつけられるような方法を考えている。その中でも大きな効果として活用されていたのは、「萎えさせる」という技法だ。 しかしそんな感覚的なことばかりでも華はない。いくつかの視覚的体感的条件もある。 |
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そして、壁にはりつくような、見た目より登るのに時間がかかってしまいそうな階段をこの二つが織り成していると、また、よい。 |
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ダンジョンとは織り成しだ。絡みでもあり、まとわりつきでもある。らせん、ってやつは、ちょいとお上品な部類かもしれない。 |
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