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第12回 | |
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| ■俺のせいじゃない!(と思う)贔屓の店が次々に閉店に 「うげ、つぶれとう!」 久しぶりに訪ねていった店が、閉店になっていてあせることが、よくある。知人とカレーバイキングに行こうと、ソラリアにでかけていったところ、閉店になっていたことがある。 店内はもぬけの空なのである。 なにを隠そう、私が好きで通っている店は、なぜだか知らないけど潰れることが多い。店にとっては縁起でもない客といえよう。 潰れる頻度というのは、恐ろしいものがある。福岡に来る前に住んでいた、飯塚市伊岐須のアパートの周囲は、昔ながらの商店が密集する庶民的な商店街で、それは気に入っていた。 「ああ、いいところに住んだなあ」 地域商店の中核をなしていたスーパー『ジャスコ伊岐須店』が撤退した。 このあたりまでは、まあ、景気も悪いし仕方ないなあ。 |
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巨大なスピーカーをおいていた地下にある、とっても素敵なムードの喫茶店。入り口の案内板がないので、一瞬不安な気持ちがしたが、地下にもぐると、店が営業していたので「ついとるー」と大喜びした。
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店の人に聞く。 は?ぢゃねえよなあ。 ![]() よく通っていた薬院のロイホ。通勤途中にパンを買っていた天神地下街のフランソワ。しょっちゅうでかけていた須崎町のタイスマイル。 浄水通りの中華料理店『翠宮』と蕎麦屋『浄水庵』も、つい最近訪ねると潰れていた。フランス料理『鹿鳴館』も建物ごと消滅した。 喫茶店シリーズで訪問して登場した ここで描いた心のチェーン店もどんどん閉店し、今はひとつを残すだけなのである。 魚料理がおいしいので通い詰めていた芥屋ビーチホテルは、先日、久しぶりに車で乗り付けると、廃虚になっていた。ぞっとするぜー。 本日、平成14年3月21日も例外ではなかった。 「ぢゃあ、似たような店があるから」 なんということだろう。二軒の店をぶっつぶしてしまうなんて。 潰さないまでも知人を案内したところ、案内した店が、立続けに休業だったこともある。それも二軒や三軒ではない。タクシーで乗り付けた一軒目が臨時休業。次の店も閉店だった。三軒目は、電話したけど誰もでない。唐突にその週から火曜が定休日になったそうだ。四軒目までもが臨時休業していた。とにかく徹底的に拒絶されるのである。 店が7日に一度は休業することを認めるとしてもだ。4つの店が立続けに入れない状態に陥っている確率は、7×7×7×7分の1ではないのか。そんな奇跡的な不幸を呼込む人間だというのだろうか。俺は。 ![]() ちかごろ、かねて安息の場にしていた、浄水通りの喫茶店『チャイハナ』が改装再オープンするというので、落胆している。俺にとっては最後の聖地みたいな喫茶店だ。 このところ入り口には常に『繁忙期につき臨時休業します』というはり紙がしてあった。悪い予感がする。バブル期に常時三人いた店員は、すでに一人に切り詰められていた。俺が通ったせいで、だんだんと経営が悪化して、ついに店内改装に追い込まれたのなら、気の毒というほかない。バブル時代の栄光を引きずるようなゴージャスな作りに問題が生じて採算とれなくなったのは明白なので、「子供お断り」の店からファミリー向けに。紅茶だけのメニューから「なんでもあり」のありふれた店に改装すると思われる。 |
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というように、好きな店がどんどん潰れる。大切な知人を案内した日に限って拒絶される。地域ごと寂れてしまう。あなりに強烈な破壊力なのである。飲食店にとっては、俺は、とんでもない厄病神だ。 しかしまあ、モノは考えようで、ここまで負のパワーが強烈だと、なにか役にたてることがあるのではないか。近頃、思うこともある。 |
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というわけなので、僕のパワーが必要な人は連絡をください。ただし、俺が惚れ込むような店や町でないと、通わないわけなので、居心地よい店を誰か教えて下さい。 【行きつけの本屋が潰れて嘆く人のページ】 |
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