第5回
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■ 横浜編 6月11日 サウジアラビア−アイルランド

またまた会社から行けるワールドカップ!。
今回は会社の同僚3人で横浜に向かう。JR横浜線に乗り換える駅でもう1人と合流、計4名。横浜国際競技場には横浜線だと小机駅からと新横浜駅から行く2通りあるが、我々は空いているであろう小机駅を選択。特に混乱も無くスタジアムに到着。各自ゲートを確認し入場。4人の座席の内訳は私がバックスタンド1階23列目、もう1人がバックスタンド2階席、残る2人はバックスタンド1階2&3列目!非常にばらけてしまった。しかし問題になっていたチケット問題に直面、なんとバックスタンド側の1階席の空席が目立っているのだ。会社の同僚の席のまわりも空席だらけ。そこで、同じブロックだった私は早速移動開始。ちゃっかり23列目から3列目にグレードアップ。誰か来たら謝っちゃえばイイかなと思ったりして。

スタジアムには結構余裕をもって来たつもりが、いつの間にやら選手入場。席を移動してしまったため1戦、2戦と親交を深めたサウディのおっさんには会えず終い。起立し両国の国歌斉唱。そのとき、ちょっとしたことに気付く。決勝戦も行われる横浜国際競技場は残念ながら総合競技場のためピッチと観客席の間に陸上のトラックが存在する。(W杯期間中はトラックの上に人工芝が敷いてある)そのため、客席とピッチに距離を感じてしまい臨場感はサッカー専用スタジアムに比べるとがくっと落ちるのだ。どうして横浜が決勝戦のスタジアムに選ばれたか甚だ疑問である。(おそらく収容人数の問題であろうが)


今回、素晴らしい発見をした。アイルランドのマッカーシー監督である。彼は何故か選手と同じく試合中にスパイクシューズを着用している、何故だ!監督といえば、スーツかジャージーと相場が決まっている。短パンにスパイクとはどういう了見なのか。彼はおそらく選手としてピッチに飛び出したくてうずうずしているに違いない。絶対にそうだ。彼はやる気なのだ!まだ43歳。90年大会ではキャプテンとしてチームを牽引しベスト8という素晴らしい成績を残した。あれから12年、彼は今監督としてワールドカップに帰ってきた。暫し試合そっちのけで、彼の一挙手一投足をご自慢の双眼鏡で追う。派手なアクションに釘付けである。ひょっとしたらこっそり選手登録しているのではないかと疑ってみるが、サブメンバーにマッカーシーの名はない。すこし残念だ。(そんなはずはないのだが)

ワールドカップ観戦もすでに4回目、いろいろなことに慣れてきたつもりだったがアイルランドサポーターには本当に驚かされた。だいたいヤツらはいたるところにいる。特に六本木周辺と地下鉄でよく見かける。アイリッシュバーの近辺にも出没する。ところ構わず飲みまくり、大声で歌う。神出鬼没とはまさにこのことだ。今日はそのアイリッシュが全員横浜に集結したのだ。自国のチャンスには耳を劈くばかりの歓声、相手チームのナイスプレイには惜しみない拍手、チームを応援する歌を大声で歌いつづけるなど、初めて本物の「サポーター」を見た気がする。おそらく彼らの90%以上は酔っ払いながらの応援だろうが。

実はこの試合、アイルランドが決勝トーナメントに進むためには、2点差以上で勝たなければならなかった。しかし、アイルランドは開始7分で得点を決めると後半17分に追加点をあげる。試合終了間際に駄目押しの1点を加え3−0で完勝した。今回に限ってサウディサポーターの元気は無く、アイルランドの独壇場だった。

試合終了後の混乱を避けるため、私だけ残り数分で通路に移動。主審の試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと同時に会場をあとにした。帰りは新横浜駅。そう、明朝に成田から韓国に向けて出発するので会社で仮眠を取るため都心に戻る私は、最も手っ取り早い方法である新幹線で帰ることにしたのだ。新横浜−東京間は1300円強。切符は臨時販売所で購入。私が東京から地下鉄で銀座に移動した頃、会社の同僚はまだ小机駅に着いていなかった!素晴らしきかな新幹線。








 
 
会社では4時まで仮眠。5時発の快速エアポート成田に乗るためタクシーで東京駅へ。目的地の第2ターミナル駅までは約90分。無事、空港に到着。航空券の引き換えや、出国手続きは思いのほかスムーズで拍子抜け。初めての海外旅行で多少戸惑うかと思いきや(初めてなのにひとりだし)日本脱出は難なく成功。8時55分、韓国の仁川(インチョン)空港に向けての出発であった。次回から韓国編スタートです。
   

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