第3回
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■ 埼玉編 6月6日カメルーン−サウジアラビア

ビバ、会社からいけるワールドカップ!
キックオフは18時なので、ちょっと仕事をしてから観戦に出発。会社のある築地から、歩いて新富町の駅まで。有楽町線の永田町駅から南北線に乗り換えると運良くスタジアムのある浦和美園駅行きに乗車できた。ここから約1時間乗車。隣に座った外国人と話しながら行く。彼も今回が初めてのワールドカップらしい。まだ18歳なのにかなり年上に見えるスイス人である。ワールドカップは普段話せない外国人と友達になれるチャンスなので、積極的に話すようにしている。そうこうしていると駅に到着。


駅前は人が一杯。スタジアムへは一本道なので迷うことは全くない。まわりは田んぼだらけ。ほかには何もなし。途中、スタジアムに向かう人々を巨人のドシンみたいな奴が出迎えてくれる。スタジアム敷地内では、大会スポンサーのアトラクションがあったり、様々な国の人が思い思いの格好で記念撮影に応じてくれたりしている。パーカッションを持ったカメルーンの人や民族衣装のサウディ人の他にサボテンハットをかぶったメキシコ人やスカートをはいたアイリッシュガイなど、様々な国の人たちがいて見ていて飽きない。さすがワールドなカップだね。

今回はキックオフ1時間前に会場入り。ちょうど陽が落ちかかっていて西日がちょっと眩しい。このスタジアムでも試合開始前にウェーヴが起こる。大歓声と共に人の波が会場を一周。最初は1階席だけだったが最後には2階席も巻き込んで、その風景は圧巻。ちなみにこのウェーヴは86年メキシコ大会から始められ、外国人の方は今でもこれを「メキシカンウェーヴ」と言うそうな。

そうそう、札幌で仲良くなったサウディサポーターに(感動の?)再開。私を見て「カズ」と声をかけてくれた。覚えていてくれたらしい。このおっさんとはまた席が近い。一通り挨拶して自分の席を確認し着席。埼玉スタジアム2002はサッカー専用スタジアムなので観客とピッチが非常に近く、客席に傾斜があり非常に観やすいという素晴らしいスタジアムなのだ。スタンドと屋根の間から西日が差してちょっと幻想的。ピッチを赤く染める。まもなく照明に火が入ると、国旗とフェアプレイ旗の後に選手達が入場してきた。サッカーの国際試合では必ず国歌斉唱が行われる。観客は起立し国歌を聴くのだ。両国の国歌斉唱が終わると大歓声が巻き起こる。札幌ではその雰囲気にジンと来たが、やはり試合直前の緊張感はいいものだと改めて実感。

試合は、前回の屈辱を振り払うかのようにサウディアラビアが好ゲームを展開。サウディで最も危険なプレイヤー、18番のテミヤトが再三カメルーンゴールを脅かすが得点には至らず。地力で勝るカメルーンも黙ってはいない。後半から攻撃的MFにオレンベを投入し流れを変える。先制したのはカメルーンだった。前半から守備の意識を高く持ちつづけてきたサウディだったが、エトーに得点を奪われついに均衡が破れる。結果的に1−0でカメルーンが勝利したが、最後まで目が離せない好ゲームだった。カメルーンは予選突破のためにもっと得点を挙げたかったが1得点に終わったことで、これからの展開が厳しくなったことは確かだ。一方、サウディは2連敗でグループリーグ敗退が確定した。

サウディが負けてがっくりしているとボランティアの女の子が声をかけてくれた。「元気出してくださいね♪」なんと優しいお言葉。今大会、ボランティアの方々の働きは素晴らしい。困ったことがあってもボランティアスタッフの方に話せば解決してくれる。客にとっては非常にありがたい。本当に嬉しかったので記念に写真を撮らせてもらった。それからバス乗り場でシャトルバスを待っていると、今大会初の芸能人を発見!山口リエさんというタレントさんである。快くお客の記念撮影に応じている。しかし、この試合を観に来るとは渋いなぁ。

帰りに友達と合流し八王子のスポーツパブで乾杯。そこで前回王者のフランスがまたしても無得点に終わりトーナメント進出が厳しくなったことを知らされる。更にがっくりくる。ワールドカップで勝つということは本当に難しいと痛感。日本代表が心配になってきた。














 

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