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第6回 | |
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| ■ 宇宙へのいどみ方、あるいはある夏の日 ご存知の通り宇宙は広い。そして果てしない。 このとらえどころのない宇宙にいったいどこから挑めばよいか。 大丈夫だ。心配ない。 地球という惑星の地面にたっている時点から、宇宙ははじまっている。そこからまっすぐ上へいけば、漆黒の宇宙空間はすぐにはじまる。有名なはなしだ。 ではいったい、電車に揺られて通勤し、コンビニに立ち寄り、雑誌をめくる生活のどこに宇宙はひそんでいるというのか。 「お降りのお客様、車内こみあいまして窮屈様でした。」 ついでにいうなら、
例えばある日、絵画に詳しくなってみようと思ったとする。絵画はすでに世界中に無限にあり、地域や時代によってなんとなく分類されている。そこで例えば、では西洋美術史から入ってみるか、となるわけだ。 未知の概念や、経験したこともないことをいきなりとらえるのは難しい。やはり、宇宙とはいえ、毎日の生活の中から少しずつ発見していくしかないのだ。大切なのは、何かを観察し、記憶し、疑問をもつことだと思っている。 |
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| この夏は夕日を見ることが多かった。どの夕日も印象的だったが、それよりなによりこの老人の集団が強烈に目に焼きついた。もっときれいな思い出の1つや2つあっただろうに。そして困ったことに、夏の日のおもいでは忘れがたいものだ。 こうして夏の記憶は分断される。 やや混乱してきたら、月を見に外にでてみようか。月は毎年数センチずつ地球から離れていることなど考えながら。 |
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