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第1回 | |
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| ■ 衝撃のラストに3回転半 「まらそん侍」(昭和31年・大映・モノクロ・1時間30分くらい) 出演 勝新太郎/嵯峨三智子/夏目俊二/トニー谷/三田登喜子/ 益田キートン/大泉滉/旭輝子 ほか レンタルビデオ屋で、ケースごとレジに持っていってみたらば、「次回からは中身だけで結構ですから」と店員からやや怒りの指導アリ。「えー、ケースは貸してくれないのー?」と、とぼけても通らず。 だからうろ覚えなのだが、今週のビデオ「まらそん侍」は、ケースに“心臓の弱い方は見ないでください”とか“痛快無類のチョンマゲ・マラソン”とかの非常に気になるコピーが書いてあったので借りることにした。と思う。 というわけで、この作品。舞台となるのは江戸末期の上州安中藩(今の群馬県安中市にあたるみたいだ)。毎年秋に「遠足(とおあし)の儀」というマラソン大会を恒例にしていたという藩。 ![]() 藩校で机を並べて習字を稽古中の二人。唐突に「自分が好きな人の名前を書いて見せ合おう!」 ![]() という二人。学問、武術などなど実力伯仲。ついにマラソン大会に戦いは持ち込まれるのだけれど、これが同着の一等という結果。二人の勝負はまたも引き分けに。が、意外なところで決着がつくことになるのだ。 一等賞のご褒美に「二人には何でも好きなものをとらせる」と言うお殿様。「あ、でも千鶴嬢ってのはナシね」と条件付き。 そこで勝新が答えたひと言で、ついに一件落着。千鶴をめとるのはどちらかが決まる。が、しかし、いやー、衝撃です。この“ひと言”。や、男の友情は貫徹されている。パーフェクト。でも「えーっ!?」です。そんな手があったのかーっ。というより、そんな手でいいのかーっ。 この「えーっ!?」な感覚は、江戸時代とのギャップなのか、江戸時代をこう描いた昭和30年代とのギャップなのか、それとも単に私がヘンなのか、よく分からない。 最後に、この映画はストーリーとは別に見どころが満載。とりわけ、泥棒一味として出ているトニー谷&益田キートンの芸が可笑しくて楽しい。 |
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