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第2回 | |
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バカ 風邪をひく 調子が悪い。久々に旧友と飲み明かした挙げ句に玄関で寝たのが悪いのか、腹の調子が悪い。頭が痛い。体もだるい。のども痛い。そこで薬に手を出す事にした。薬なんて何年ぶりだろう?きっと中学生の時に婆さんに大量の正露丸を飲まされ、よけいに気分が悪くなったあの日以来だ。 そんな事を考えながら白い粒を適当にいくつか飲み込んだ。けっしてうまいものではない。今日は休日だ、一日寝る事にしよう。暇なのでふとんにもぐって説明書を読んでみる。箱の奥で「コ」の字に折れ曲がり、開かれる事のないまま紙箱と共に最短でゴミ箱直行の例の4つ折りの紙だ。マツモトキヨシで一日に何個の錠剤が世間の皆さんの手に渡るかは想像もつかないが、きっとこんなものをきっちりよむ人はあまりいないんじゃないだろうか。 「、、、、熱、のどの痛みを始め、かぜの諸症状によく効きます。」うーん、ばっちり。効きそうじゃないですか。治ったも同然だね。 「- 次の方は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。- 持病のある方、体の弱っている方又は高熱のある方。」 ちょっと待て!カゼひいてるんだから弱ってるだろ?熱もあるさ。さっき熱に効くって自信たっぷりに断言してたじゃないか! 「- 服用に際して、次の事に注意してください - 本剤は、劇薬に該当する成分も含まれていますので、定められた用法・用量を厳守してください。」げっ、劇薬ぅ〜
!? 先に言ってくれ!さっき大量に飲み込んだんだ気がするぞ、、。こ、恐いよ〜。 すっかり弱った心にとどめを刺したのは次の項目だった。 ビンの底には「使用期限:1993.10」という刻印があった。 #このお話はできればフィクションであって欲しいと思います。 |
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