第3回
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Buenas!

 本編とは関係ないんですが、バイト先のメキシコ料理屋にメキシコ移住16年の日本人板前さんがやってきました。バイト先改装後の新メニューを考案するためだそうで、試作品のお相伴にあずかるという、かなりシアワセな体験をしております。マジでうまいですよ。しかし、バイトの料理人が板前さんと同じように魚をさばくことができるのだろうか…すごく心配(笑)。
 ええと、本編本編。
今回はメキシコ人パワーなお話を…って、よくわからんな(笑)。

 前回、メトロに乗ってバスターミナルへ向かった話をしましたっけ。
このメトロ、市内のほとんどを網羅していて、しかもどこまで行っても1.5ペソ(約15円)。シティに住む人にとっては、かなり重要な交通手段なのだ。

   

 それに文字が読めない人も多いので、駅名の横に“お城”とか“動物園”を表す記号が書かれている。
福岡の地下鉄みたい(笑)。おかげで私らにもありがたい。どうでもいいけどこのメトロ、線路状のラインの上をタイヤで走ってるんだよね。(写真撮りたかったんですが、さすがに観光客の少ないメトロでカメラを構えると、怖い目に遭ってしまうので、断念しました…。)
 で、友人とメトロに乗ってボケーっと周りを見ていたら…前方から売り子さんが歩いてくる。まだ少年で、彼は新聞(だと思う)を売っていた。彼が次の車両へ行ってしまうと、今度はガムを売っているオジさんがやってきた。そしてその次には、なぜか歯ブラシを売っているオバさん…。
 さらにメトロが停車してドアが開くと、なんとコントラバスとギター、ミニドラムを持った3人組が乗りこんできた。彼ら、空いている場所(列車内よ!)を陣取ると爽やかに『レットイットビー』を歌い、(けっこうウマかった)チップを回収して去って行った…。その時間、約一駅分。
 雑誌とかガムとかを売るっていうのは、まあ私の思考回路の範疇にあった。(歯ブラシはどうかと思うけど(笑))ギターの弾き語りも、まぁ良しとしよう。マリアッチの国だからね。でも、まさかバンドひとチームが列車に乗りこんでくるとは思いもしなかった(笑)。唖然として見ていると、「これでも今日は普通だよ」と友人。これで普通?いつもはどうなのよ! と、すごく気になってしまったのだった。



シティの中心部、ソカロ。元は植民地時代の王宮で、現在は行政機関があります。ここのどこかにメトロへの入り口が…広すぎて、よくわからん(^^;)
 
   


道路にはみ出して…つーか、道路でモノを売り歩く一行。まだ朝早いので交通量も少ないですが…
 そんなんで、“稼げる可能性のあるものは、何でもやる”という風潮があります。それはメキシコだけじゃないかもしれないし、どうもペルーに至っては殺意を抱くほどしつこい&あこぎな売り子もいるようですが、メキシコ人は意外とあっさりと諦めてくれます。
 そのかわり、ホントに思いもしないことをやってくれ、度肝を抜かれることも。
  前に、メキシコ人は運転が荒い、という話をしたかと思います。荒いっつーか、道路を歩く人間を虫ケラとしか思っていないんじゃないか…というぐらい、信号渡ってても突っ込んでくるし、ものすごい勢いで走ってます。
 そんな交通事情の中、信号で車が止まると、どこからともなく人がわらわらと現れ、ある子供はバケツの水をいきなり車にかけ、ボロ雑巾で拭き、「10ペソ!」とのたまう。「オマエ、それガソリンスタンドで拭かれるより汚れ取るやないけ!」と関西風ツッコミを入れたくもなりますが、これはまだオーソドックス(笑)。なぜかピエロがパントマイムをしていたり、火を吹く大道芸人がいたり…運転手の心を和ませようと思ってるのか? つーか、なぜココで???とものすごーく疑問に思いますが、やっぱり「10ペソ」って言われるんだよね。
 もちろん、運転手は無視。存在が見えないかのように、信号が青になった瞬間にアクセル踏みます。これでよく人死にが出ないなぁ…と、ヘンな感心をしてしまいますわ。
 「メキシコにいるとね、反射神経が良くなるよ」と友人が言っていたような気がするが…。それはどうか(^^;)。
 

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